Webサイト制作やサーバーの構築などのプロジェクトを進める上で、見積もりを正確に行うことは非常に重要な役割を果たします。
弊サービスでも概算見積もりと詳細見積もり2つの種類があり、そこには大きな違いがあります。多くのサービスで同じような形態になっていると思いますが、弊サービスの概算見積もりと詳細見積もりの違いについて、紹介します。
概算見積もりとは
概算見積もりはプロジェクトの大まかなコスト感を把握するためにする見積もりです。
お問い合わせやその後の簡易的なヒアリングから要望を把握し、これまでの経験や勘から納期・予想予算などを算出します。
仕様として不明な部分や詳細に設計を行ったわけではないため、かなりバッファを含んだ形での見積もりとなります。
場合によっては実際の見積もりと大きく変わるケースもあり、これをベースに予算やスケジュールを組んでしまうと、思った通りに行かないということも多く見られます。
概算見積もりの注意点
概算見積もりは作成者の経験や勘でバッファも含まれ作成されるものになるため、業者や作成者の経験値で大きく異なってきます。
ここで注意しなければならないことは、同じ内容の要望を伝えていたとしても同じ設計を前提としての見積もりにはならないということです。
業者によってWebサイトにも「質」というものが違います。
要望を踏まえた上でその「質」を担保できるようにするにはこのくらいの見積もりになるかなという感覚で、算出していくことになります。
これを一様に並べて「ここが安いからここにしよう」という形で決めてしまうと、発注者の目指しているものとは違うものが出来上がってしまうこともあります。
概算はあくまでも概算です。
それで決めてしまわないように注意しましょう。
詳細見積もりとは
一方、詳細な見積もりはクライアントにヒアリングを重ね調査を行っていく中でプロジェクト全体像を把握し、WordPressやサーバーの設計もつめた上で納期や実際の工数などを算出するものとなります。
どこにどれくらいの作業が必要でどれだけの費用が必要なのかを明確にするため、これをベースにプロジェクトが進むことになります。
弊サービスでは有料とさせていただいていますが、その理由に関しては下記記事にまとめてありますので、ご覧いただければと思います。
場合によっては最初の要望とは違う方向性になるということもあり、業者によってゴールに至るプロセスも大きく変わるということも理解しておいていただいたほうがいいことになります。
まとめ
概算見積もりと詳細見積もりは精度に大きな違いがあります。
それを踏まえた上で、うまく利用していただければと思います。
安ければいいというものでもないということも理解していただければと思います。